自動車会社が続々と操業を再開
2020-04-20
流行の影響を受け、3月の自動車販売は世界中のほとんどの市場で減少した。海外自動車会社の生産が滞り、売上高が減少し、資金繰りが圧迫された。その結果、解雇や賃金削減の波が起こり、一部の部品会社は製品価格を値上げした。同時に、感染症の状況が改善するにつれ、海外の自動車会社は次々と操業を再開し始め、自動車業界に前向きなシグナルを発した。
1 海外自動車会社が生産を再開
FCAメキシコのトラック工場は4月20日に生産を再開し、その後米国とカナダの工場も5月4日と5月18日に段階的に生産を再開する。
のフォルクスワーゲンフォルクスワーゲンブランドは、4月20日からドイツのツヴィッカウとスロバキアのブラチスラバの工場で車両の生産を開始する。また、ロシア、スペイン、ポルトガル、米国のフォルクスワーゲン工場も4月27日から生産を再開し、南アフリカ、アルゼンチンの工場も生産を再開する。 , ブラジルとメキシコは5月に生産を再開する。
ダイムラーは最近、ハンブルク、ベルリン、ウンターテュルクハイムの工場が来週生産を再開すると発表した。
加えて、ボルボは4月20日からオロフストローム工場の生産能力をさらに拡大し、スウェーデンのシェーフダーにあるパワートレイン工場も生産を再開すると発表した。同社は、ベルギーのゲントにある工場も4月20日に再稼働すると予想しているが、最終的な決定はまだ下されていない。サウスカロライナ州チャールストン近郊のリッジビル工場は5月4日に生産を再開する予定だ。
2 疫病の影響で部品会社が値上げ
感染症の影響で、自動車サプライチェーン企業の大規模閉鎖や物流の重複などにより、多くの部品・部品企業が製品価格の値上げを余儀なくされている。
住友ゴム北米市場でのタイヤ価格を3月1日から5%値上げ。ミシュランは、3月16日から米国市場で7%、カナダ市場で5%値上げすると発表した。グッドイヤーは4月から 1日から北米市場の乗用車用タイヤ価格が5%値上げされる。車載電子部品市場も最近、価格が大きく変動しています。車載用マイコンなどの電子部品は全体的に2~3%値上がりしており、中には2倍以上値上がりしたものもあるという。