シリンダーヘッドの取り付け手順とボルトトルク
2020-02-19
シリンダヘッドの取り付けは、原則として分解の順序で行い、組立時は以下の点に注意してください。
1. シリンダーヘッドを取り付ける前に、クランクシャフトを最初のシリンダーの上死点位置まで回転させます。
2. シリンダーヘッドガスケットを取り付けるときは、刻印された側(部品番号)が見えるようにする必要があります。
3. シリンダーヘッド固定ボルトを交換します。締め付けトルクに従って締め付けたボルトは再使用しないでください。
4. シリンダヘッドボルトを下図の順に40N・mのトルクで締め付けた後、スパナで180°締め付けます。
5. タイミング歯付きベルトを取り付け (ガス分配位相を調整)、バルブ カバーを取り付けます。
6. スロットル ロックを調整し、新しいクーラントを充填します。
7. スロットルコントロールユニットのマッチングを行います。
8. 障害コードを問い合わせます。電子制御ユニットの電子部品プラグを抜くと、故障が保存され、故障コードが照会され、必要に応じて故障コードが削除されます。
9.主要構成部品のボルトの締付トルクに注意してください。フロントエキゾーストパイプとエキゾーストマニホールドの締付ボルトの締付トルクは20N・m、インテークマニホールドブラケットとエンジン間の締付ボルトの締付トルクは20N・m、インテークマニホールドブラケットとインテークマニホールドの締付ボルトの締付トルクは20N・mです。トルクは30N・mです。